ごあいさつ

 

理事長 渡邊 学

令和4年度の通常総会にて役員改選が承認された後、理事会が開催され、4期8年務められた谷口前理事長の後を引き継ぎ、理事長に選任されました。
2年以上続くコロナ禍が未だ収束が見えない状況の中、ロシアのウクライナ侵攻など想定外の出来事が続いています。
全印工連がポストコロナ社会への緊急アンケート(2020年12月1日~25日)でコロナ禍がいつ収束するかという質問に対し、最も多い回答が2022年前半で28.4%、次が2021年末で19%、3番目は2021年6月末という楽観的な見方と2022年後半以降という悲観的な見方が拮抗し14.2%、収束しないという見方をする経営者も9%いました。多くの経営者は楽観的な予測をしていたことになります。将来の予測がいかに困難かということを表しています。
我々をとりまく印刷業界では、PS版・インクをはじめとする印刷資材の値上げに続き、紙の値上げと仕入れ価格が大きく上昇し事業経営は厳しい局面にあります。このような業界を取り巻く状況を、関係する皆様に丁寧に根気強く伝えていく必要があるでしょう。
今年度県工組事業としては、島根県との「官公需問題懇談会」開催のほか、教育セミナーとして「労働問題セミナー」、「オンライン営業技術」、「DX(デジタルトランスフォーメーション)の導入」を行います。また「ホリゾンショールーム」視察を計画しています。組合の皆様が前向きになれるよう、スケールメリットを出せる活動を模索し行ってまいりますので皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。


 

 

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